滋賀県高島市で薪ストーブTermaTech TT22Sの設置をさせていただきました。
天井が高く取られた空間に、ストーブ上面から煙突を出して壁を貫通するプランとなりました。
石場建てで建てられた本格的な伝統工法の家です。自然素材にこだわってつくられていて、建物が呼吸しているのが伝わってくるようです。
まるで蔵のような20cmほどの厚みのある土壁を貫通して、軒をかわすために30°曲げて煙突を立ち上げています。φ250mmの北欧仕様の重厚な断熱二重煙突は厚みのある土壁と相まって抜群の安定感です。
斜めに立ち上がった部分でも煙突を支えるために特注でウォールサポートを製作しました。微妙な角度の煙突をがっちりサポートし強固な仕上がりです。
天板と側面をソープストーンで覆われたTT22Sは薪ストーブの熱を無駄なく蓄えることで、ストーブから炎が消えた後も非常に長い間ゆっくりと熱を放出し続け、数時間にわたって暖かさが持続します。
天然石であるソープストーンの質感もこの自然素材の空間によく馴染みます。
これから日毎に寒くなってきます。より良い薪ストーブライフをお楽しみください!