大阪府泉大津市で薪ストーブTermaTech TT22Sを設置させていただきました。200kgを超える重量級のストーブなので、分解し、できるだけ軽くして運搬します。天板と側面がソープストーンになっていて、これだけでもかなりの重量です。これを外すだけでも運搬の負担は軽減します。
TermaTechのストーブは割と簡単に、ある程度まで分解可能です。分解が容易ということは、メンテナンス、パーツの交換などが容易であることも意味します。非常に堅牢なTermaTechストーブですが、もし部品交換が必要な場合はエンドユーザが簡単に交換できます。このユーザビリティはさすがTermaTechといった感じです。
今回の設置は現在リフォーム中のお宅でしたが、室内の工事が終わった段階でストーブの設置をさせていただきました。
煙突は真直ぐ天井抜き。バルコニーを貫通することになるので立ち上がりの防水工事を工務店さんに依頼しておきました。
断熱二重煙突の外側にさらに外筒を用いる、北欧直販ならではの三重筒システムです。通常のチムニーフラッシング施工ではストームカラーが必要になりますが、この三重筒システムではストームカラーは不要で見た目にもすっきり。さらに雨仕舞いをコーキングに頼ることもないので長期間にわたり安心して薪ストーブを楽しむことができます。
φ250mmの断熱二重煙突でも迫力がありますが、この三重筒はφ300mm。かなりの迫力です。
5月に入って寒さを感じることもなくなってきたので、本格的にストーブを使っていただくのは来シーズンからになりそうです。この時期にストーブの設置が完了していると、薪の準備なども余裕を持って行えるのでシーズン前に慌てなくても良さそうです。
寒い冬を待つのが楽しみになるかもしれませんね。素晴らしい薪ストーブライフをお楽しみください!