今日は滋賀県高島市の新築住宅で薪ストーブ煙突の先行工事をさせていただきました。台風一過、青空も広がり、時折台風の名残の強い風が吹く中での工事でした。しかし8月のこの時期にしては比較的涼しく、作業日和となりました。
今回の煙突施工も北欧直販オリジナル三重筒システムφ300仕様です。屋根は1.5寸勾配のガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き。あらかじめ大工工事でチムニーの施工をお願いしてありました。
まずはφ250の断熱二重煙突を煙突囲サポートを用いてチムニーの天端でがっちり固定します。さらに煙突囲いの内側を振れ止めで固めることでしっかりとチムニーに固定して完全に安定させます。
そしてφ250の断熱二重煙突の外側をφ300の外筒が覆っていきます。通常のチムニーカバーの施工よりも鉛直がシビアになるため、高い精度が求められ手間がかかりますが、この三重筒システムφ300仕様のもたらす恩恵は大きいのです。
このシステムは雨仕舞いをコーキングに頼らないので、長期間にわたり安心して使用することができます。これは最大のメリットと言えます。
やはりφ300mmの煙突は迫力があります。
次回は建物の完成間際に室内煙突の施工、薪ストーブはTermaTech TT22Rを設置する予定です。今から楽しみです!