滋賀県長浜市で薪ストーブ設置予定の住宅の煙突設置をさせていただきました。外壁施工が終わり、足場を撤去するまでのタイミングで壁出し煙突の先行工事です。
今回使用した煙突はTermaTechの新しい断熱二重煙突シリーズ<デザインライン>です。
煙突外径は今までの煙突と同じφ250、50mmの断熱材が充填された北欧仕様。日本国内流通品と比較して2倍の断熱材の厚みのある断熱性能に優れる断熱二重煙突です。信頼のドイツ製。
これらのスペックは今まで通りですが、デザインラインの一番の特徴は煙突同士の繋ぎ目が目立たない美しい外観です。
つなぎ目が目立たないので、まるで1本の煙突が立ち上がっているような印象です。煙突を壁出しして屋外に断熱二重煙突を多く使用する際に、とてもすっきりとした美しい外観を演出します。
煙突の外筒とロッキングバンドが一体化されているということも大きな特徴です。接続のためのバンドが一体化することで外観がすっきりとした見た目になるだけでなく、施工する側にとっても非常に扱いが容易になります。バンドを付け忘れ、あとで取り付ける際に煙突表面に傷を付けてしまうというトラブルも起こりません。
T型煙突もつなぎ目が目立たず、すっきりとしたシンプルな外観です。
煙突表面の塗装は強くしなやかな粉体塗装。耐候性に優れ、過酷な使用にも耐えうる強い塗装です。表面に指紋や汚れがつきにくいのも施工者にとってうれしい特徴ですね。
煙突のインナーはSUS316Lを使用しているので耐食性に優れます。アウターにもステレンスが使われていて抜かりなしです。その他にも優れた特徴を持つTermaTechの煙突ですが、少しづつ紹介していこうかと思います。
こちらの住宅は10月に竣工予定。薪ストーブはTermaTech TT22を設置させていただきます。まだまだ暑い日が続きますが、今から楽しみです!