雲ひとつない晴天に恵まれ、本日も煙突掃除日和となりました。
今日は滋賀県大津市にて煙突掃除のご依頼をいただきました。
暖かくなり薪ストーブの出番もなくなったこの時期が、煙突掃除のベストシーズンといったところでしょうか。
薪ストーブを使った初めてのシーズン終わりということでしたが、薪もしっかり乾燥したものを使っておられるようで煙突、ストーブともに比較的綺麗でした。
これで来シーズンも安心して薪ストーブを楽しんでいただけると思います。
大阪府泉大津市で薪ストーブTermaTech TT22Sを設置させていただきました。200kgを超える重量級のストーブなので、分解し、できるだけ軽くして運搬します。天板と側面がソープストーンになっていて、これだけでもかなりの重量です。これを外すだけでも運搬の負担は軽減します。
TermaTechのストーブは割と簡単に、ある程度まで分解可能です。分解が容易ということは、メンテナンス、パーツの交換などが容易であることも意味します。非常に堅牢なTermaTechストーブですが、もし部品交換が必要な場合はエンドユーザが簡単に交換できます。このユーザビリティはさすがTermaTechといった感じです。
今回の設置は現在リフォーム中のお宅でしたが、室内の工事が終わった段階でストーブの設置をさせていただきました。
煙突は真直ぐ天井抜き。バルコニーを貫通することになるので立ち上がりの防水工事を工務店さんに依頼しておきました。
断熱二重煙突の外側にさらに外筒を用いる、北欧直販ならではの三重筒システムです。通常のチムニーフラッシング施工ではストームカラーが必要になりますが、この三重筒システムではストームカラーは不要で見た目にもすっきり。さらに雨仕舞いをコーキングに頼ることもないので長期間にわたり安心して薪ストーブを楽しむことができます。
φ250mmの断熱二重煙突でも迫力がありますが、この三重筒はφ300mm。かなりの迫力です。
5月に入って寒さを感じることもなくなってきたので、本格的にストーブを使っていただくのは来シーズンからになりそうです。この時期にストーブの設置が完了していると、薪の準備なども余裕を持って行えるのでシーズン前に慌てなくても良さそうです。
寒い冬を待つのが楽しみになるかもしれませんね。素晴らしい薪ストーブライフをお楽しみください!
TermaTechの薪ストーブラインナップに新たにTT1Zが加わりました。
エッジが効いたシャープなデザインはとてもシンプル。
この品質・デザインで20万円を切る価格はTermaTechだからこそ。質感も素晴らしいです。
シンプルな部屋に置くといっそう映えそうですね。ミニマリストにおすすめしたい薪ストーブです。
薪ストーブ、ペレットストーブの設置に対して補助金が交付される、平成29年(2017年)度の木質バイオマス利活用促進事業が滋賀県から公表されています。
滋賀県内で薪ストーブの購入・設置をお考えの方は検討されてはいかがでしょうか?
補助金の額は1台につき補助対象経費の6分の1以内で、上限額は5万円。
期間は平成29年4月17日~平成30年2月28日
ただし、期間内であっても予算の総額に達し次第募集は締め切られます。
例年9月頃には予算総額に達し募集が終了しているようです。
薪ストーブの設置には早めの計画が吉だと思います。余裕を持って計画しましょう。
平成29年度 木質バイオマス利活用促進事業(滋賀県)
前回屋根の貫通部分まで施工していた名古屋の現場でフレキシブルフラッシングの施工です。
全体の瓦葺き作業は未完了の状態でしたが、先に煙突周りの瓦を割り付けてもらい作業させていただきました。
このフレキシブルフラッシングはもちろん鉛など使用していません。鉛は安全性に問題があるためヨーロッパでは使用が禁止されています。フレキシブルフラッシングは雨水で有害な物質が溶け出すこともなく、環境にやさしい素材からつくられた全く新しいタイプのフラッシングです。
煙突とカラーの隙間にコーキングで防水処理、さらにストームカラーを装着後シリコンパッキンで防水処理します。
フラッシングの下にはインナーフラッシングを施工していますので、複数層の防水で万全の雨仕舞いとなります。
無事にフラッシングの施工が終了しました。残るは室内煙突と薪ストーブの設置です。薪ストーブはTermaTechのTT22Hを据え付ける予定です。少し先になりますが設置がすごく楽しみです。
今日はあまりにも良い天気で、せっかく名古屋まで来たということで名古屋城まで足を伸ばしました。桜は五分咲きといったところでしょうか。この暖かさでぐっと開花が進みそうです。
寒い冬に薪ストーブも良いですが、やっぱり春は良いですね!
薪ストーブ設置の打ち合わせと煙突工事のために愛知県名古屋市で新築中のお宅に行ってきました。
ストーブの設置はもう少し後になりますが、大工工事の工程に合わせて、数回にわけて現場で煙突設置工事を進めていきます。今日は天井の貫通部分より上の煙突工事です。
こちらの屋根は野地板が二重構造になっています。より確実に煙突を固定するために上下の垂木にそれぞれ形状の違うサポート部材を使用しました。一つだけでも相当に頑丈なルーフサポートですが、上下二箇所で固定することでさらに強固なものになります。
新築時の工事は現場に複数回足を運ぶ必要がありますが、構造が丸見えで、足場も組んであるため、一つ一つの作業を確実に安心して行うことができます。
ルーフィングの下にも防水層を設け、万全の防水対策を施します。
北欧仕様のφ250mmの断熱二重煙突は表面温度が高温にならないので非常に安全性が高く、このようなインナーフラッシングの使い方ができます。
煙突の設置が終わると、屋根屋さんがあっという間にルーフィングを施工されました。
次回は瓦葺き工事のタイミングでフレキシブルフラッシングの施工となります。