今回使用した煙突はTermaTechの新しい断熱二重煙突シリーズ<デザインライン>です。煙突外径は今までの煙突と同じφ250、50mmの断熱材が充填された北欧仕様。日本国内流通品と比較して2倍の断熱材の厚みがあり、断熱性能が非常に優れるドイツ製の断熱二重煙突です。これらのスペックは今まで通りですが、デザインラインの一番の特徴は煙突同士の繋ぎ目が目立たない美しい外観です。
TermaTechの新しい断熱二重煙突<デザインライン>で壁出し施工

今回使用した煙突はTermaTechの新しい断熱二重煙突シリーズ<デザインライン>です。煙突外径は今までの煙突と同じφ250、50mmの断熱材が充填された北欧仕様。日本国内流通品と比較して2倍の断熱材の厚みがあり、断熱性能が非常に優れるドイツ製の断熱二重煙突です。これらのスペックは今まで通りですが、デザインラインの一番の特徴は煙突同士の繋ぎ目が目立たない美しい外観です。
点検口が付くことで、特に煤が溜まりやすい曲がり部分の掃除がやりやすくなります。さらに鋼鉄製2mmのシングル煙突は0.5mmのステンレス煙突と比べて、その厚みのおかげで煙突自体がある程度の蓄熱・保温効果を発揮して煤が溜まりにくいようです。
いわゆるモダンタイプの薪ストーブですが、日本的な空間と本当に相性が良いですね。北欧デザインが日本の美術工芸や建築から多大な影響を受けているというのがよく分かる気がします。
今回設置したTT22Rは天板が鋳物でできており、サイドにも丸みをもたせていることで程よいボリューム感のある温かみのある薪ストーブです。御施主様はクラシックなカントリー調の薪ストーブは好みではなく、この家には似合わないだろうということでTermaTechを選んでいただきました。
ご来店の目的は別のストーブでしたが、その時にデモ機として火が入っていたTT22Hを見てこのストーブを気に入っていただけたのでした。なにより一つのレバーで簡単に火力調整ができる使い易さが決め手だったようです。女性でも簡単に扱えるユーザーフレンドリーな薪ストーブです。
1階リビングのコーナーに薪ストーブを設置して、2階の寝室を抜けてまっすぐ煙突を立ち上げるプランです。φ250mmの断熱二重煙突は50mm厚の断熱材が充填された北欧仕様。表面温度も30〜40℃程度でほんのり暖かさを感じる程度です。この断熱二重煙突に触れても火傷をするような温度にはならないので、2階に人がいないときでも安心できます。
天板と側面をソープストーンで覆われたTT22Sは薪ストーブの熱を無駄なく蓄えることで、ストーブから炎が消えた後も非常に長い間ゆっくりと熱を放出し続け、数時間にわたって暖かさが持続します。
限られたスペースで薪ストーブを設置したいということで選ばれたAduro15-1。できる限り壁に近づけるために、特注で遮熱板を製作し背面の壁に配置しました。壁と遮熱板との間に空気層を持たせることで壁への熱の伝わりを遮断します。