今回設置させていただいたのはLOTUS Jubilee 35 というストーブです。50cmの薪が入る、比較的大きいストーブです。このストーブの特徴は何と言ってもこの大きなガラス面。美しく揺らめく炎を存分に楽しむことができます。燃焼をコントロールする空気調整レバーは操作感も軽く、とても素直に空気量調整が働きます。
LOTUS Jubilee 35 の火入れ

今回設置させていただいたのはLOTUS Jubilee 35 というストーブです。50cmの薪が入る、比較的大きいストーブです。このストーブの特徴は何と言ってもこの大きなガラス面。美しく揺らめく炎を存分に楽しむことができます。燃焼をコントロールする空気調整レバーは操作感も軽く、とても素直に空気量調整が働きます。
最近すっきりしない天気の日が多いですね。また大きな台風が接近してるみたいだし。さて台風前の晴れ間を狙って煙突掃除です。この時期、煙突掃除の依頼が多くなってくるといよいよ薪ストーブのシーズンが始まるなという感じになってきます。
薪ストーブを使うことでエネルギーに対する意識が変わります。自然環境や自分の住む地域環境にも敏感になり、今までと違った視点でそれらを観察するようになります。単純にいつも薪を探し回っている状態なのかもしれませんが(笑)。ライフスタイルに何かしらの変化が起こります。
今回使用した煙突はTermaTechの新しい断熱二重煙突シリーズ<デザインライン>です。煙突外径は今までの煙突と同じφ250、50mmの断熱材が充填された北欧仕様。日本国内流通品と比較して2倍の断熱材の厚みがあり、断熱性能が非常に優れるドイツ製の断熱二重煙突です。これらのスペックは今まで通りですが、デザインラインの一番の特徴は煙突同士の繋ぎ目が目立たない美しい外観です。
点検口が付くことで、特に煤が溜まりやすい曲がり部分の掃除がやりやすくなります。さらに鋼鉄製2mmのシングル煙突は0.5mmのステンレス煙突と比べて、その厚みのおかげで煙突自体がある程度の蓄熱・保温効果を発揮して煤が溜まりにくいようです。
いわゆるモダンタイプの薪ストーブですが、日本的な空間と本当に相性が良いですね。北欧デザインが日本の美術工芸や建築から多大な影響を受けているというのがよく分かる気がします。
今回の設置場所は2階のLDK。200kg近い重量の薪ストーブを運び上げるのはなかなか大変です。薪ストーブを可能な限りパーツに分解して、少しでも本体が軽くなるようにして4人で運び上げました。
明日完成見学会が開催される住宅にLOTUSの薪ストーブJubilee 35を設置させていただきました。人気の薪ストーブTermaTech TT22Hとサイズなどのスペックが似通っていますが、実際に設置してみるとまったく雰囲気が違いますね。TermaTechはいい意味で無骨な雰囲気なのですが、LOTUS Jubilee 35はスタイリッシュで洗練されたシルエットが印象的です。