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滋賀県大津市で薪ストーブ設置&火入れ

薪ストーブの火入れ

滋賀県大津市で薪ストーブ TermaTech TT20Bazic の設置と火入れをさせていただきました。

施主様、初の薪投入です!

TermaTech TT20BAZIC

二本足で軽やかな印象。小ぶりでかわいい薪ストーブです。もちろんかわいいだけではなく、しっかり薪ストーブの仕事をしてくれます!シングルレバーで燃焼空気をコントロールできるのでとても扱いやすいです。着火もスムーズ。ベンガラを施した背後の壁が薪ストーブと良いコントラスト。渋いです。

薪ストーブ設置のご依頼いただきありがとうございます!どうぞ素晴らしい薪ストーブライフを楽しんでください!

デンマークで41歳の女性が首相就任、日本について思うこと

デンマーク首相

デンマークの首都コペンハーゲンで、新内閣を紹介するフレデリクセン新首相(ロイター)

社会民主党のメッテ・フレデリクセン党首(41)がデンマーク首相に就任しました。女性としては2人目、史上最も若い首相です。発足した新内閣では全閣僚20人のうち7人が女性となったそうです。

デンマークでは41歳の女性が首相就任しても驚きはないですが、これって今の日本ではおそらくありえないと思います。デンマークをはじめ北欧諸国は男女格差が少ないというイメージを持っておられる方も多いのではないでしょうか。統計を見てみても、例えばOECDが発表している男女の収入格差はデンマークは24.1%、日本は57.7%と、労働市場における男女格差が小さいことが数字から読み取れます。また世界経済フォーラム(World Economic Forum)が発表している世界ジェンダーギャップレポートの2017年版では、デンマークは144か国中14位、日本の114位と比較してもジェンダーギャップの小さい国であることが分かります。

デンマークがこのように男女平等を達成できたことの背景には、どんなことが影響しているのでしょうか?デンマークでは1849年に最初の憲法が発布され、それが「最初の民主主義」とみなされています。実際にはその憲法は、30歳以上の男性(国民のうち14%)の選挙権を認めるという、男性だけが対象の民主主義でした。憲法発布の翌年である1850年にマチルダという20歳前後の若い女性が、男女の不平等に関する本を書き、彼女がどれだけそれが不公平であると感じたかを書き綴りました。1900年代には男女平等に関係するたくさんの運動が起こり、女性たちは自身の選挙権のために闘い、その結果1915年に、デンマークでついに女性参政権が認められました。

この「民主主義」とは決して与えられたものではなく、「自分たちで勝ち取った」という歴史があるのです。デンマークを含む北欧諸国の投票率の高さはそれを物語っていると思います。北欧諸国では90%前後の非常に高い投票率ですが、日本では50%前半程度でしょうか。これはデンマークの人々が単に選挙や政治に人々が興味を持っているから、という理由だけではなく、政治が日常生活の延長線上にあることや、自分たちの生活や生きる環境と深く関係していると知っているからでしょう。日本では政治や選挙というと、日常と切り離されたもの、自分と無関係なものと感じる人が多いけれど、日常的にもっとこうなれば生活しやすい、生きやすいという思いは、どんな人でも持ったことはあるはず。それを実現するのが選挙なんです。

デンマークでは、各政党は選挙前は当然のこと、それ以外の機会でも自分達の政策について、メディアやSNS、集会など、あらゆるところで対話の機会を持ちます。各政党は人々の関心分野ごとに多くの意見を交わし、市民との対話は具体的におこなわれます。これは日本の状況とは大きく異なりますね。特に日本のメディアに関してはきちんとその役割を果たして欲しいものです。大手メディアの現状には苛立ちと同時に危機感を覚えます。

日本人ほど「テレビの言うこと」を信じ、影響される国民もないわけですから、もうすぐ行われる2019参議院選挙におけるテレビの影響って大きいですよね。私はテレビを全く見ないので、どんな報道をしているか詳しくわかりませんが、相当偏った内容になっていることは間違いなさそうです。安保法制、消費税増税、TPP、原発再稼働、医療福祉、年金、貧困や失業、お友だちへの便宜を図る私物化政治など争点は多岐にわたるわけですが、メディアはこれらを公正に扱っているようには思えません。例えば、れいわ新選組とか、山本太郎とかSNSではかなり盛り上げってますが、テレビで全く報道されなかったり、討論に呼ばなかったりするのはメディアの判断として絶対におかしい。これだけ現象になっているんだから取り上げるべきでしょう。いったい大手メディアは何が怖いのでしょうか?山本太郎さんの街頭演説なんてテレビで放送すればかなり視聴率取れると思う。視聴率至上主義ならワイドショーでとりあげても良さそうなものですが。でも取り上げない。れいわ新選組の候補者にしてもかなり攻めた人選でおもしろい。YouTubeで「れいわ新選組」で検索すればいろんなスピーチが見られます。候補者それぞれが当事者であり、めちゃくちゃ熱い、言葉が心に響いてきます。これってエンターテインメントですよね?しかしテレビでしか情報を得ない人にはこれらの情報は届かない。これらの誠実な態度をとる候補者をなぜ無視するんでしょうか。もうテレビなんて見てる場合ではないですよ!

話題は次の選挙とメディア批判になりましたが、要は民主主義とはなんぞや、自分たちで未来を拓こう、より良い日本にしていこうよ!という話でした。そのためには選挙は大事です。とりあえず7/21は選挙に行きましょう!本当に国民のための政治をしてくれる人たちを国会に送りましょう!長くなるのでこの辺で。

滋賀県高島市で薪ストーブと煙突工事

薪ストーブ煙突工事

薪ストーブ煙突

滋賀県高島市で薪ストーブ TermaTech TT22 を設置させていただきました。

TermaTech TT22

まだストーブを焚ける気温ですね!
「嫌いなはずの冬が待ち遠しい」と、お客様も次のシーズンを楽しみにしていただいています。
素晴らしい薪ストーブライフを楽しんでください!ありがとうございました!

ライフスタイル誌『I’m home.』に北欧直販が掲載されました

雑誌『I'm home.』

上質なデザインと暮らしを考えるハイエンドなホーム&ライフスタイル誌『I’m home.』で北欧直販のショールームを紹介していただきました!今日発売の『I’m home. no.100』の別冊付録『SHOP&SHOWROOM GUIDE 2019-2020』に掲載されています。

北欧直販『SHOP&SHOWROOM GUIDE 2019-2020』

まだまだ改装途中のショールームですが、写真もなんとかそれなりに写っていて一安心です。古民家×北欧デザインの雰囲気が伝わればいいですね。

『I'm home.』information

本誌のINFORMATIONページには TermaTech TT22シリーズ を取り上げていただいています。まだまだメディアに登場することが少ないターマテックですが、こうやって少しでも多くの方に知っていただけるのは嬉しいですね。

お近くに来られる際は是非ご来店くださいませ。

滋賀県高島市の別荘の薪ストーブ入れ替え工事

薪ストーブ煙突入れ替え

別荘に設置している煙突が台風で破損したので入れ替えたいという依頼をいただきました。あわせて古くなった薪ストーブも入れ替えることになりました。

室内シングル煙突

室内は天井付近までシングル煙突を立ち上げ、屋根上はフレキシブルフラッシングで雨仕舞いというプランとさせていただきました。

TermaTech TT22

新しい薪ストーブはTermaTech TT22 に決定。大きな曲面ガラスからの放射熱で点火後すぐから暖かさを得られます。そして何より、大きなガラス面で眺める美しい炎が最高です。どうぞ素晴らしい薪ストーブライフをお楽しみください!

北欧基準の断熱二重煙突はφ250mm

断熱二重煙突

上の写真の煙突は50mm厚の断熱材が充填されたTermaTech社の断熱二重煙突で、外径が250mmあります。一般に日本国内で流通している断熱二重煙突は断熱材の厚みが25mm、外径200mmです。内径はどちらも150mmになります。

北欧では安全性を重視して、50mmより薄い断熱材を用いた煙突の使用を法律で禁止しているため、φ250mmの煙突が一般的に使用されています。

断熱二重煙突

断熱二重煙突

天井などの貫通部分に断熱二重煙突を用いるのは当たり前ですが、北欧ではその煙突の周囲にさらに50mmの断熱材を巻き込むことが義務付けられています。実際には上の写真のようなドーナツ状の断熱材(ロックウール)を用います。50mmの断熱材のおかげで煙突表面の温度もほんのり温かい程度ですが、外側にさらに50mmの断熱材があることで、より安心して薪ストーブを使えます。見えない部分の低温炭化が一番怖いですからね。北欧直販ではこのように北欧の安全基準に沿って薪ストーブ煙突の施工をしています。ちなみにTermaTech煙突の製造国であるドイツでは煙突が天井を貫通することが禁止されており、基本的に壁出しとなっています。

断熱二重煙突デザインライン

上の写真はTermaTech社の新しい断熱二重煙突シリーズ、その名もデザインラインです。安全に配慮するのはもちろんの事、見た目の良さもこだわるところが素晴らしい。見てわかるように煙突と煙突のつなぎ目がほとんど目立ちません。

TermaTechデザインライン

このように煙突とバンドが一体化しているため、別途ロッキングバンドを用意する必要がなく、しかも工具無しで取り付けできます。ロッキングバンドを排除することでつなぎ目の目立たないすっきりとしたラインを可能にしています。

そしてこの表面の塗装も良い。強固な粉体塗装が施され、表面が梨子地のようになっているので指紋などの汚れがつきにくく、マットな質感がとても良いです。

TermaTechデザインライン

壁出しにした場合もすっきり。まるでつなぎ目の無い一本の煙突のようです。

煙突の内筒にはSUS316Lが使われており、耐食性にも優れます。世界で最も厳しい産業製品の安全基準である欧州 「CEマーク」 の金属製煙突の分類における耐腐食性能の最高ランク「V3」を取得しています。安心して長期間使い続けられます。

薪ストーブの性能を引き出すのは煙突です。安心・安全な薪ストーブライフには高性能な煙突が必要不可欠。TermaTechの煙突をぜひお試しください!

TermaTech の鋼鉄製シングル煙突

TermaTech シングル煙突

堅牢な作りでコストパフォーマンスの高い薪ストーブが人気のTermaTech(ターマテック)ですが、煙突も素晴らしいのです。

今回は2mm厚の鋼鉄製シングル煙突を紹介します。TermaTechの煙突はヨーロッパの工業大国ドイツで生産される Made in Germany です。ドイツ製ってやっぱり信頼がありますね。

TermaTech シングル煙突

そう、シングル煙突の厚みがなんと2mmもあるのです。鋼鉄製2mmの煙突は手に取ってみるとずっしり重さを感じます。耐久性の高さは明らかですね。実際20年以上使用された同様の鋼鉄製シングル煙突を見せてもらったことがあるのですが、内側にサビは見られたものの、製品としての機能は失われておらず、この先100年くらい使えるんじゃない?というくらいに堅牢さを保持していました。結構なヘビーユーザーで、薪ストーブをフル稼働させておられた方なので信頼できるデータだと思います。

「ホームセンターで買ったシングル煙突に穴が空くので毎年交換している」というのとはまったく次元が違います。

シングル煙突比較

一般的な0.5mmのステレンス製シングル煙突と比較してみました。写真ではわかり難いですが、明らかに違います。

ステンレス製シングル煙突が良くないと言っているわけではありませんが、製品としてまったく別物だと感じます。薪ストーブの本場である、北欧デンマークではこの鋼鉄製のシングル煙突が好んで使われます。インテリアにこだわりのあるデンマーク人は煙突と薪ストーブとの一体感を大切にするということでしょうか。

インテリアという意味でもこのシングル煙突の質感は素晴らしいものがあります。薪ストーブと同じ素材で作られた煙突は、まさにストーブと一体のもの。最近はストーブの直上から断熱二重煙突を使うというパターンも増えてきましたが、鋼鉄製シングル煙突を使うというのもおすすめです。もちろん貫通部分より上は全て断熱二重煙突を使う必要がありますが、室内にシングル煙突を使うことで煙突にかかるコストもセーブすることができます。ストーブと天井までの間であればドラフトにもそれほど違いがでないように感じます。

シングル煙突の種類

また、TermaTechのシングル煙突は種類も豊富で様々なタイプが揃っています。曲がり部材だけでも、11°、22°、33°、45°と細かなラインナップです。できれば煙突は曲げずにまっすぐ上げたいが仕方なく曲げる必要がある場合、あるいはわずかにオフセットさせたい場合に、11°や22°の曲がりを使えば排煙の抵抗も極力小さくすることが可能です。シングル煙突の組み合わせで様々なシチュエーションに対応します。

まだまだ認知度の低いTermaTech煙突ですが、少しづつ普及してきたようで様々な問い合わせをいただきます。最近はシングル煙突についての質問が多いです。

ホンマ製作所のインアダプター

その中に「ホンマ製作所の二重煙突と接続できますか?」という質問もよくあります。上の写真はホンマ製作所のインアダプターという商品で、二重煙突とシングル煙突を接続するための部品です。今回この部品がたまたま手元にあったので調べてみました。

このインアダプターの内径は150mmで、TermaTechのシングル煙突の内径とほぼ同じでした。本来はインアダプターとシングル煙突との接続は逆挿しになるはずですが、もしTermaTechのシングル煙突と接続するとなると正挿しになってしまいます。

シングル煙突と二重煙突の接続

接続してみたところ上の写真のようになりました。この状態で一応接続できましたが、ホンマ製作所の二重煙突との組み合わせを勧めるものでもありませんので参考までに。

TermaTech シングル煙突

TermaTechの断熱二重煙突と組み合わせた場合は上の写真のようにいわゆる逆挿しの状態になります。上から、シングル煙突500mm、スライド煙突インナー330mm、シングル煙突口元250mmという構成です。やはり室内煙突は逆挿しになる方が良いですね。

断熱二重煙突

TermaTechのシングル煙突にはTermaTechの断熱二重煙突を使うのをおすすめします。TermaTechの二重煙突の断熱材の厚みは50mmで、日本で一般的に使われている断熱材の2倍の厚みがある、非常に安全性の高い煙突です。次回は断熱二重煙突について書きたいと思います。

滋賀県大津市で薪ストーブAduro8の火入れ

薪ストーブの火入れ

少し前になりますが、薪ストーブと煙突をDIY設置された客様のところへ、火入れに行きました。

薪ストーブはAduro8。今では取り扱いがなくなりましたが、コンパクトで扱いやすく良いストーブでした。

Aduro8

燃焼も申し分なく、無事火入れ終了です。薪ストーブに火が入ると部屋の空気が柔らかくなりますね。